気軽に覗きたくなるショッピングサイトとは
ヤフーショッピング 2017/03/08
Yahoo!ショッピングをしようとするときはまず、欲しい商品を検索するところから始まります。次にヤフーでの取扱店がたくさん上がってくるわけですが、必ずしも上から順番に見ていくわけではありません。例えば、表示価格が同じであれば、サムネイルおよびタイトルに含まれている情報が多いものから先に開くことになるでしょう。サイトを開く前段階で得られる情報がすでに多いので、いざサイトを開いたときはさらに詳細な情報(二段階目の情報)が得られる可能性が高いと思われるからです。一方、タイトルとサムネイルから得られる情報が少ないサイトだと、サイトを開いてやっと第一段階の情報に到達することになります。もう一方のサイトでは、開く前に得られた情報が、こちらでは開かないと分からないということです。そのようなサイトでは、時間と手間のロスを感じますので、積極的に訪れるのは難しくなります。そのようなことから、サイトを制作する上で、デザインの差が顧客の反応や行動結果に大きく左右するというのは頷けることです。サムネイルについても、その一枚で出来るだけ全体の様子が把握できるようなものだと、ユーザーとしては好ましく思います。例えば、靴であれば、同じ向きで色違いのものが並んでいるだけのサムネイルより、方向を変えた写真が混ざっている方がひと目でより多くの情報を得やすいわけです。そのため、そういうデザインのヤフーサイトを訪れれば、「次段階の情報」にすぐにたどり着けるだろうと期待することが出来ます。制作側は、ユーザーが出来るだけ少ないクリック数で、必要な情報にたどり着けるよう、最初に目に入るタイトルやサムネイル、詳細文などでいかにポイントを絞った情報を詰め込むめるかに腕がかかっていると言えるでしょう。ただ、難しいところですが、ユーザーの買物目的が決まっている場合、サイトデザインがうるさいところ・情報量の多いところをあえて訪ねようとは思わず、シンプルな見やすいサイトで手早く買物してしまおうとも考えますので、内容やターゲットにより対応は異なるでしょう。ヤフーの場合、他社のサイトに比べ、全体的なデザインがシンプルな印象があります。ただでさえ、情報が溢れかえっていますので、シンプルなデザインであるとより落ち着いて見ることが出来ます。また、サイトデザインが派手だと、「ユーザーを煽っている」「煽られている」という感じを受けやすいのですが、ヤフーのサイトではスッキリした印象があるので、より誠実さや信頼感を感じられるように思います。