ポイントが大好きという消費者心理をフルに活用する
ヤフーショッピング 2016/06/10
Yahoo!ショッピングでお買い物をする時に意識してしてしますのがポイントです。楽天と異なりヤフーでTポイントを貯めたりお買い物で使えるようになっています。Tポイントは蔦屋やレストランのガストで貯めたりできるので、Tポイントを増やしたり、有効活用したいという人が大勢います。特に女性に多いのですが、スーパーやファッションショップなどでもらえるポイントを貯めるのが大好きです。スタンプカードをでスタンプを集めるのも同様の心理と言えるでしょう。このような消費者の心理を抑えておけば、思わず買いたくなるようなYahoo!ショッピングのページを制作するのに役立ちます。
たとえばヤフーのショップで商品を買ってもらいたい時に、セールを行うという方法もありますが、ポイント付与の割合を増やすという戦略が使えます。通常Yahoo!ショッピングではポイントは100円につき1ポイントしかもらえません。そこでYahoo!ショッピングでポイントを通常よりも多く付与するようにすると買い物客が喜ぶのです。ヤフーのストアでは最大で通常の15倍までTポイントを与えるように設定できます。15倍のTポイントを買い物客にプレゼントした場合、実質的には15%引きとなります。ポイント15倍はやり過ぎという場合は、5倍~10倍に設定すると良いでしょう。商品価格を5~10%値引きにするよりも、このようにポイントをプレゼントした方が購買意欲が高くなるのです。ヤフー自体がキャンペーンをやっていて、「5のつく日」は買い物客が通常よりも多くのポイントがもらえるようになっています。ですから、この日に合わせてポイントアップのキャンペーンを行い、一気に商品の売上を伸ばすのが賢い方法といえます。ライバルが同じ商品を同じような価格で販売している場合には比較されてしまいますから、ポイントで差をつけるのが有効です。特定の日に合わせてキャンペーンを実施できるように専用ページのデザイン制作をしておくと、慌ててページを作ること
がなくなります。早めの準備が大切といえるでしょう。
またキャンペーンとは関係なしにポイントを常に最大の15倍に設定する戦略も、使いようによっては効果があります。それは商品を発売したばかりで、レビュー件数を増やしたい時です。商品を販売し始めたばかりの時は、広告を打たない限り人はそこまで商品を見に来てくれません。レビューが少なく、商品ページのデザインもまだ充実させることができていない状態だからです。レビューが少なければ消費者が商品を検索する際にも上位表示されにくくなります。ヤフーショッピングのTOPページからストアを訪問する人は多く、ここで検索してもらった時に商品が上位表示されるかしないかは死活問題となります。消費者は検索結果の上位のストアから順番に商品をチェックしていくからです。2ページ目に商品ページが表示される場合はあまり見てもらえないと考えた方が良いでしょう。少しでも上位に入るためにはレビュー件数が大切になってくるのです。このような時は、レビューを書いてもらう代わりにTポイントを10倍プレゼントするというキャンペーンを行い、一気にレビュー数を増やすのが得策です。一時的には商品の利益率が下がりますが、レビューが増えた後にまたポイント付与を通常の1倍に戻せば大丈夫でしょう。無名の商品や、新発売したばかりの商品を販売するときに有効な方法です。