商品ページを充実させるだけで購入率を劇的にアップできます
ヤフーショッピング 2016/06/10
Yahoo!ショッピングで商品紹介のページをデザインする時に含めておくべき大切な要素があります。それは商品の良い点を1つでも多く文章に盛り込むことです。楽天ですとひたすら商品の良さをアピールするために長文を書いているページが多いのですが、ヤフーの出店者はなぜか商品紹介を短文で終わらせるところが多い印象を受けます。あまり長い文章を書いたり写真を載せすぎると消費者がウンザリして逃げていってしまうのではないかと思われるかもしれませんが、実はこの真逆なのです。もともと買う商品が決まっていてYahoo!ショッピングの商品ページに辿り着いたお客様はページをあまり読まずに購入ボタンを押すかもしれませんが、それ以外の場合、商品ページにやって来るお客様は商品に興味があってウインドウショッピングをしていることがほとんどです。多くの場合、お客様は商品ページの画像や文章を読んでから、最終的に購入するかを決めるのです。ですから、Yahoo!ショッピングの商品紹介のページには、1つでも多く商品の良い点を羅列するべきといえます。
商品の長所はたくさんあると思いますが、長所だと思っていなかった点も意外とアピールポイントになります。たとえば日本国内で生産されている商品を扱っているヤフーのショップでは、そのことを長所にすることができます。今は中国産の衣料品や食品、工業製品が増えていますが、質が劣っていると言われることがあります。こういった背景があるため、国産であるというだけで一種のブランド価値がつくのです。したがって長所に感じていなかったとしても、商品ページのデザイン制作をする際に「品質の高い国産、国内の工場で一つ一つ丁寧にチェックしています」というように書けば、それだけで消費者は商品を信頼してくれるようになります。一番良いのは実際に商品を制作している場面の写真を載せることです。工場のラインの様子でも良いですし、精密機械で商品を目視でチェックしているようなシーンでも構いません。粗悪品を買いたい消費者はいませんから、このように商品にこだわっているところを見せるだけで質を重視する消費者に響くようになります。逆に中国で生産された商品を扱っている場合は特にアピールしなくても良いでしょう。またヨーロッパで生産されている商品を扱う場合は、そのことをアピールすべきです。ヨーロッパにはイタリアやフランスなどブランドショップが多く、商品も高級で品質の良いモノが生産されているというイメージがあります。ですからこういったブランドイメージを大いに活用すると良いでしょう。