ぱっと見て商品の特徴がわかると買いたい気持ちが湧く
ヤフーショッピング 2016/06/28
Yahoo!ショッピングのデザインで有効だと思うのは、ぱっと商品ページをみて、商品の特徴を理解できてしまうようなネットショップです。それはテキストと画像を効率的に利用していくことで、それが可能になっていると考えられます。
・サムネイル画像に適切な情報が入っていることで見やすくなる
Yahoo!ショッピングでは、一つの商品を幾つものネットショップが販売していますが、検索バーを使うと、商品がタテにずら~っと並びますね。サムネイル画像も並んでいますが、このページで商品を決めてしまうという確率は、かなり高いのではないでしょうか。したがって画像は綺麗な写真を使うのは勿論ですが、画像の中に情報を込めてしまうというのは有効になります。商品の特徴やサイズなど、一番注目したい情報を、画像に書き加えて制作するのです。送料無料の商品であるなら、商品無料という文字を加えてもいいことでしょう。
ただ気をつけたいのは、サムネイル画像自体が小さいので、あまり小さな文字を記入しても読みづらいことです。確実に読みやすいサイズの画像を制作する必要があるでしょう。そしてもう一つは画像に情報を入れ過ぎると、かえって商品本体の様子が見づらくなることもあることです。この辺の配慮をしてあると、買いたい気持ちが出てきます。
・商品ページの少数の画像でポイントをすべて抑えている
Yahoo!ショッピングの特定の商品のページに入ると、商品の特徴を事細かく書いてあるページばかりです。その中でも商品の情報を、1つの大きな画像に全てまとめていると、読みやすさがアップするという感じがします。テキストだけの商品紹介だと、何がなんだかわからないこともあるのですが、画像に適切に文字が入っていることで、読みやすさが上がっています。そういうデザインは難しいことではないと思います。画像をいくつかに区切って、画像の下に商品の特徴がいくつか書いてあるというだけで、かなり違ってきます。画像は見た目で商品の様子がわかるし、説得力が上昇するということだと思います。
ヤフーのネットショップで販売している商品が、施工するタイプの商品だったら、使い方の手順が示されていると好印象に見えます。
たとえば①下準備→②施工→③完了といった具合です。手順が写真によって明確に分かりやすく示されているということは、かなりヤフーのネットショップは好印象になり、買いたくなる気持ちがあがってきます。