ネットショップの転換率は商品の見せ方で決まる
ヤフーショッピング 2016/06/10
Yahoo!ショッピングのストアが楽天比較して出遅れている感じるのは商品ページの作りこみです。楽天ではどこも売れているショップはそれなりの商品写真を載せていますし、オリジナルの写真を加工して作った見栄えのいい画像もたくさん使っています。しかしヤフーのストアは写真枚数も少なく、ほとんど説明もないようなショップがたくさんあるのです。これでは買い物客が逃げてしまいます。Yahoo!ショッピングなどのネットショップでは、商品を実際に手にとって見ることができないのですから、細かい点まで説明する必要があるのは当然のことです。ですから、写真や説明文が多いほうが買い物客は安心しますし、転換率も高くなります。
写真の撮り方についてですが、光の加減が重要になってきます。光が反射していると眩しくて商品が良く見えなくなってしまいますし、写真が暗すぎても印象が悪くなってしまいます。できれば太陽光のもとで撮影をするのが望ましいと言えます。あまり良くないのは蛍光灯の光のもとで撮影することです。蛍光灯は不自然な光なので、写真が無機質な感じになってしまいます。できれば蛍光灯の近くでの撮影は避けたほうが堅実です。
写真撮影の後の重要な作業は、キャッチコピーなどのバナー制作やキャッチコピーのデザインです。これらは商品によって異なりますが、アピールポイントをキャッチコピーに目立つような大きい文字で入れるのが王道です。小さな文字で文章を書いてもほとんどの人が読みませんので、文章を入れるなら大きめのフォントサイズを使うべきです。特に女性向けの商品はこのデザインによって商品イメージが決まる部分が大きく、転換率が変わってくるのでデザイン制作には時間を書けたほうが良いでしょう。写真には商品説明だけでなく、送料無料といった特典や、ポイント5倍などのキャンペーン内容も書くようにすると購買意欲を高めることができます。
またレビューで良い評価をもらっていたら、その文章をキャプチャ画像にして掲載するのも有効です。もちろん良いレビューの部分だけを切り取って見せれば大丈夫です。レビューを細かく読む人もいますが、100件以上もあるとレビュー全てを見るのは面倒です。ですから商品ページに好評化のレビューを載せておけば、買い物客はそのレビューを見て判断するようになります。もちろん無料で作れるのでやっておくべきです。
どのような写真を掲載して良いかわからないという場合は、Yahoo!ショッピングの年間ベストストアの中から、部門賞に選ばれたストアの商品ページを研究することをオススメします。そしてその商品ページの写真よりも詳しいページを作るように心がけると良いでしょう。意外とシンプルでスッキリとしたデザインを採用しているショップの場合もあり、凝ったデザインが必要ないこともあります。
まずはヤフーに出店しているストアの売れ筋TOP5品の商品ページのデザインを改善することから始めると良いでしょう。それで転換率が上がったら広告費を投入して、一気に売上を伸ばしていくことができるようになります。