ヤフーストアで商品の価格を最安値に設定する際の心得
ヤフーショッピング 2016/06/10
Yahoo!ショッピングで買い物をする時にどうしても見てしまうのは価格です。Yahoo!ショッピングのTOPページから商品を検索する時に商品名を入れて検索をしますが、同じ商品を扱っているショップがずらりと検索結果に表示された場合、並べ替えを行います。デフォルトの設定では「おすすめ順」に並んでいますが、これはヤフーが勝手に勧めているだけで消費者が見たいと思う順には並んでいないからです。同じ商品を買うなら少しでも安く買いたいと思いますので、基本的には「安い順」を選択して一番安いショップから見ていくことになります。ただしファッションに関係する商品を買う時は、価格よりもデザインを重視しますので例外になります。送料は別にかかってくるので合計金額は変わってきますが、細かいところまで計算して考えると面倒なので見ないことが多いです。このことからもわかるように、多くのヤフーのショップが扱っているような商品の場合は、価格が勝負になります。価格が安ければ「安い順」に並んだ時に一番上位に表示されますし、訪問客が多くなります。ポイントは「安い順」とは言っても、送料込みの価格ではないという点です。したがって送料を高めにして、商品価格を安く設定するという戦略も考えられます。
またYahoo!ショッピングの検索時にデフォルトの「おすすめ順」に並んだ商品をよく見ると価格の欄の真下に「最安値を見る」という言葉書いてあることがあり、ここをクリックすることで最安値のショップを確認することができます。ここを見てヤフーで一番安いショップで買うこともあります。このように値段重視で安く商品を提供しているショップは買い物がしたくなりやすいです。
このように言うと商品の価格を最安値に下げてしまうと利益が出なくて赤字になってしまうと弱腰になってしまうヤフーストアの店長もいますが、ストアの全ての商品を最安値に設定する必要は全くありません。ポイントは、１つか２つの目玉商品を作ることにあります。激安で赤字覚悟の目玉商品を最安値に設定してお客さんを呼びこむことが目的であり、関連商品などをクロスセルやアップセルをかけることによって利益を得るのが本当の狙いなのです。したがって目玉商品自体は利益を上げる必要がないのです。たとえば、夏用の水着の販売をする場合を考えてみると、クロスセルできる商品としては日焼け止めローション、サングラス、ビーチサンダルなどが考えられるでしょう。しかしそれだけではありません。水着を着る人はダイエットしたいと思っていることが多いので、ダイエットクッキーやダイエットグッズ、ダイエットサプリなどをアップセルで売ることもできるのです。またよりデザインの可愛い水着がや高価なブランド水着があればそういった商品もアップセルで売ることができるのです。よって客寄せ商品として何かしらの有名な水着を最安値で売ることには大きな意義があるといえるのです。
このようにヤフーのストア同士の競争が激しい場合、お客さんは価格を重要な要素とみなすことが多いので、価格戦略を賢く使うことで、買い物してもらいやすくなるのです。デザイン制作に力を入れてライバルとの差別化を図ることもできますが、デザインの制作は手間とコストがかかりすぎて大変だという場合は、価格で勝負という作戦をとることができるのです。
