Yahoo!ショッピングで買い物したくなるサイトとは
ヤフーショッピング 2016/05/12
Yahoo!ショッピングを利用するとき、まずほしい商品を検索し、それから個々の店舗のサイトに飛ぶようになっています。ここではそのサイト選びに重要な点を顧客側の視点から見ていきたいと思います。
まず、第一に重要なのはデザインです。いろいろなサイトを見て回ると、同じ商品でも店舗ページによってデザインが異なっています。今回は主にPC版について書いていきます。買い手にとって好ましいデザインとは、広告が少ないデザインです。広告の多いページでは、商品の説明に入るまでかなりスクロールしなければいけなかったり、商品画像よりも広告が主張していたりします。買い手としては、こういった広告からは制作者、つまり売り手側の「できるだけ他の商品も買わせてやる」という意図が見えるようであまり良い印象を抱きません。分かりやすいレイアウトが一番です。
次に重要なのは安心度です。これは言わずもがな。売り手がどういった会社か分からないと、いくら良い商品でも買ってもらえません。会社の住所、電話番号、メールアドレス、担当者の名前が最低限公表されている必要があります。またその他にトラブルに遭ったときの問い合わせ方などを記載しておくのも重要です。ここで注意しておかなければいけないのは出品者の写真です。会社なら会社の写真(一目でその会社と判断できるもの)、個人なら自分の写真を公表することです。一番ダメなのは会社のロゴの画像にすることです。つまり、売り手がしっかり存在していることをアピールできればいいのです。
最後に重要なのはYahoo!ショッピング内での評価です。これはかなり重要ですが、売り手側はどうしようもありません。しかし、対策はあります。まず先ほど述べたように、問題が発生したときの連絡先をきちんと公開しておくこと。これだけでも理不尽な評価はつきにくく、むしろ「トラブルがありましたが、丁寧に対応してくれた」ということで買い手からの評価は上がります。ですが、これが通用しないモンスターカスタマーもいます。こういった相手には慎重に対処しなければなりません。喧嘩腰になってしまうとヤフー内だけでなく、他のところでの評価が下がってしまうこともあるでしょう。
以上がYahoo!ショッピングでサイトを制作するときに気を付けるべきことです。忘れてはいけないのはヤフーのサイトを仲介してるといっても、結局は買い手と売り手、人と人との取引なのです。どちらかの視点に偏ってサイトのデザインを決めるのではなく、両方の視点からみて分かりやすいつくりになるように心がけてください。